Home > 病気一覧 > 癌や腫瘍の病気 > 乳癌と乳腺腫瘍
乳腺腫瘍は雌の腫瘍の中で一番発生する確率の高い腫瘍です。この乳腺腫瘍には良性・悪性があり、悪性の腫瘍を乳癌と言います。発生頻度は良性・悪性それぞれの半々くらいです。しかし、良性腫瘍でも、悪性に変化することもありますので注意が必要です。妊娠経験の有無にかかわらず10歳〜11歳のメス多く見られ、ごくまれにオスにも発症する事があるようです。1箇所の乳腺にがんができてもまわりの健康な組織も含めて乳腺ごと取り除く様です。
乳腺腫瘍・乳癌(乳がん)のステージについて
ステージT
腫瘍が1cm、リンパ節転移なし
ステージU
腫瘍 が 1cmかつリンパ節転移あり、又は腫瘍 1 〜 3 cmと リンパ節転移の有無
ステージV
腫瘍が3cm 又は、腫瘍 3cmとリンパ節転移がある
ステージW
その他の臓器やリンパに遠隔転移があり
あくまで参考です。他臨床症状によっても分けられます。臨床症状とは元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢などの目に見える様々な症状のこと。
乳癌と乳腺腫瘍の症状
乳腺部のしこりや大きな固まりが見られたり、皮膚の炎症のようにみえるというのが代表的な乳腺腫瘍の症状です。腫瘍が出来ても元気があったり食欲があったりあまり変化がないので見逃す事が多いようです。乳癌(ガン)の場合は、しこりは急に大きくなり1〜2ヶ月で2倍程の大きさにまで増殖します。
乳癌と乳腺腫瘍の原因
エストロゲンという卵巣から出るホルモンとの関係が示唆され、加齢・紫外線・放射線・化学的発癌物質・ウィルス・遺伝性・免疫不全等挙げられています。
免疫が強ければガンにはなりにくく、ガン細胞を排除しようとする細胞の働きが強まります。脂肪腫や腺腫は良性腫瘍に属し、悪性腫瘍は発症部位によって分類します。ガン腫は犬の臓器の表面に並ぶ組織から発症したもの、肉腫は筋肉や血管・骨等の組織に形成されたもの、リンパ腫はリンパ系組織で形成されたものです。
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