犬・猫の健康辞典

副腎皮質機能亢進症report

Home > 病気一覧 > 内分泌の病気 > 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

副腎皮質機能亢進症

副腎皮質機能亢進症は、別名クッシング症候群と言われます。糖の代謝を助ける副腎皮質から分泌されるホルモンの慢性的な分泌過剰状態から発症する症候を言います。生後6ヶ月〜17歳まで、幅広い年齢層での発病が見られますが、特に8歳〜12歳の老齢に最も多くみられます。この病気にかかりやすい犬種はダックスフンド・プードル・ボクサー・ボストンテリア・ヨークシャテリア・ポメラニアンに多いようです。

副腎皮質機能亢進症の症状
元気がなくなる・水をたくさん飲む為尿量が増える・・ホルモン異常により肥満・毛が乾燥して脱毛する(左右対称の脱毛)・皮膚の色素沈着・皮脂が脂っぽくなる脂漏・筋力の低下・腹部の膨張、睾丸の萎縮などが見られます。又糖尿病を併発することも多い様です。

副腎皮質機能亢進症の原因
副腎皮質から分泌されるホルモンの過剰分泌によって起こります。癌やアレルギーの治療時にステロイド薬(副腎皮質ホルモン)を投与した場合や、副腎腫瘍・脳下垂体の腫瘍が原因となる場合もある様です。


甲状腺や副腎皮質の病気check!

甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは甲状腺ホルモンの生成や分泌不足の崩れも原因
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症とは甲状腺ホルモンの分泌異常
副腎皮質機能低下症
副腎皮質機能低下症とは別名アジソン病
副腎皮質機能亢進症
副腎皮質機能亢進症とは別名クッシング症候群
糖尿病
糖尿病とは膵臓からのインスリンの分泌異常
尿崩症
尿崩症とは多尿症候群ともよばれ抗利尿ホルモンの分泌異常

犬と猫の副腎皮質機能亢進症・クッシング症候群

動物の体の働きの大部分は、脳と神経そしてホルモン系によりコントロールされています。ホルモンを分泌する各器官は細胞によって形成されている為、細胞を活性し正常に働く様に体質改善を行うことがとても重要です。ホルモンとは体の器官や組織を刺激し、特定の働きをするように促す化学物質です。


犬と猫の健康に

健康維持を心がける
生活環境等を配慮してケア!


お勧め情報

健康辞典や

お役立ち情報が満載