Home > 病気一覧 > 内分泌の病気 > 甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの生成や分泌不足、又はホルモンバランスの崩れが引き起こすもので
ほとんどすべての器官系の代謝機能に影響すると言われています。
年齢関係なくよく見られる病気で、ホルモンが関与する病気では最も多いと言われます。
ゴールデンレトリバーやブルドッグによく見られます。
甲状腺機能低下症の症状
甲状腺ホルモンが、様々な物質の代謝(たんぱく質・脂質・ビタミン類・エネルギー等)等に作用する為、低体温(寒さにも弱くなる)や体重の増加、無気力、倦怠感、元気消失食欲不振などの症状がみられます。皮膚の乾燥や脱毛・色素沈着や徐脈、心臓機能も低下します。まれに顔面神経麻痺や足などの末梢神経の麻痺が起こり足腰が弱く見えたりすることがあります。
甲状腺機能低下症の原因
甲状腺ホルモンが障害され、体内の甲状腺ホルモンが減少する事で起こります。
ほとんどは甲状腺自体の機能不全が原因と言われています。免疫介在性又は遺伝的な原因や原因不明の場合があります。(免疫介在性とは、自己の組織細胞を外から侵入してきた異物と認識し、生体がそれに抵抗する抗体を作ること)不足している甲状腺ホルモンを与えたり、免疫活性を行う等で症状をコントロールをする様です。
動物の体の働きの大部分は、脳と神経そしてホルモン系によりコントロールされています。ホルモンを分泌する各器官は細胞によって形成されている為、細胞を活性し正常に働く様に体質改善を行うことがとても重要です。ホルモンとは体の器官や組織を刺激し、特定の働きをするように促す化学物質です。
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