Home > 病気一覧 > 鼻や呼吸器の病気 > 気胸・胸膜炎
胸に空気がたまり、肺に空気が溜まらなくなる病気です。肺は肋骨で囲まれた胸腔の中にあり守られています。胸腔は通常、外とは隔たっていて、気管だけがそこから出て空気の出入り口になっています。その胸腔に外傷等が原因で穴が開くと空気が胸腔に入り込み、肺が正常な呼吸により広がるのを妨げます。
気胸の症状
胸部の痛み・呼吸困難・咳・よだれ・吐血等がみられます。運動困難になって前足をつっぱって動く事を嫌がるようになります。無理に運動させると呼吸困難がひどくなることがあります。
気胸の原因
他の呼吸器の病気(肺炎・気管支炎など)によって起こる場合やケンカ・外部からの圧迫、交通事故等が挙げられています。
胸膜が炎症する病気です。胸膜とは胸腔の内側をおおっている膜です。この膜の一部または全部が炎症をおこします。
胸膜炎の症状
発熱・咳・呼吸が荒くなる・悪化すると痩せてきます。運動するのを嫌がり、横になって寝ることが出来ず、いつも前足を突っ張るような 姿勢をとるようだと重症といわれます。他の呼吸器の病気とは違い、鼻汁がでないのが特徴と言われます。
胸膜炎の原因
肺炎からの併発・ウィルスや細菌感染・ケガ・腫瘍があげられています。
鼻が詰まった時は別として、基本的に鼻で息を吸って口から吐き出します。気道は外部の環境に直接接触があるため、防御機能が発達していて、鼻や口から吸引した異物である微粒子の傷害から気道を保護します。猫には様々な感染症がある為、猫は犬に比べて呼吸器の病気や鼻の病気にかかりやすいと言われます。
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