犬・猫の健康辞典

咽頭炎・気管支炎report

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咽頭炎

咽頭は口腔(こうこう)、鼻腔・食道の間の筋肉性の袋状の管で、それら炎症を咽頭炎といいます。呼吸・嚥下(えんげ)・発声などの作用をします。

咽頭炎の症状
軽度の場合は、空せきが出るきらいですが。重度になると喉の痛み・咳もひどくなる、食欲低下・よだれ・吐く動作・ゼーゼーという呼吸音・呼吸困難・鳴き声が変わるなどがあります。

咽頭炎の原因
食べ物を飲み込んだ時に傷がついた・有毒ガスや薬品を吸い込んだ等の直接的な原因と鼻炎や口内炎からの併発まで様々です。他ウィルス感染・先天的な咽頭軟骨異常等もあげられています。

気管支の粘膜やその周囲の組織に炎症がおこります。その炎症が咽喉頭や鼻腔におよんだり、細気管支(枝分かれした細くなった末端のほう)や肺に進行したりします。

気管支炎

気管支の粘膜やその周囲の組織に炎症がおこります。その炎症が咽喉頭や鼻腔におよんだり、細気管支(枝分かれした細くなった末端のほう)や肺に進行したりします。

気管支炎の症状
咳が主な症状で朝方に咳き込む事が多いようです。咳の刺激によって吐き気を伴う事もあります。症状が重くなると触られるのを嫌がり、少しの運動でもひどく咳が出る事があります。細菌感染がある場合は発熱し粘土状の鼻水を出すようになります。他、胸部や喉の痛み・発熱・食欲低下・元気がなくなる・呼吸音がおかしくなる(ゼーゼー)・呼吸困難等があげられています。

気管支炎の原因
ウィルス感染や細菌感染によって起こりますが、煙による刺激や異物・アレルゲンなどの吸入・細菌やウィルスによる感染気管支の炎症性疾患です。他アレルギー・化学物質・首輪の閉めすぎによる圧迫・腫瘍等の原因があります。


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鼻炎・副鼻腔炎・蓄膿症
鼻炎・副鼻腔炎・蓄膿症は炎症や膿混じりの鼻水やくしゃみがでます
咽頭炎・気管支炎
咽頭炎とは咽頭の炎症がおこり、気管支炎とは気管支の炎症がある
肺炎・肺水腫
肺炎とは肺に炎症がみられ、肺水腫とは肺に水がたまります
気胸・胸膜炎
気胸とは肺に空気が入らない状態で胸膜炎とは胸膜に炎症をおこす

犬と猫の咽頭炎・気管支炎

鼻が詰まった時は別として、基本的に鼻で息を吸って口から吐き出します。気道は外部の環境に直接接触があるため、防御機能が発達していて、鼻や口から吸引した異物である微粒子の傷害から気道を保護します。猫には様々な感染症がある為、猫は犬に比べて呼吸器の病気や鼻の病気にかかりやすいと言われます。


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