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免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血
ウィルスや細菌等の異物があると攻撃して排除する免疫システムが何らかの原因で自分の組織に向けて働いてしまう事があります(自己免疫)。免疫の異常動作で自己免疫で赤血球に対する抗体ができ、赤血球が破壊される病気です。体内で赤血球が壊れてしますことを溶血といいます。2〜8歳のに多く雌では雄の3〜4倍の発生率と言われています。
免疫介在性溶血性貧血の症状
免疫介在性溶血性貧血・自己免疫性溶血性貧血の初期症状は食欲不振・落ちつきがなくなる、怠惰等が挙げられ、まれに赤色の尿や貧血・歯ぐきが白くなる・嘔吐・下痢・黄疸を起こす事もあります。免疫介在性の血小板減少症と一緒に発生するため、粘膜や皮下の点状出血を示すこともあります。
免疫介在性溶血性貧血の原因
通常は、外界から体内に入ってきた異物に対し、それを壊して体を守ろうとする働きがありますが、何らかの原因でこの免疫細胞が誤作動し、体の中の自分の赤血球に対する抗体ができてそれが赤血球を破壊してしまいます。赤血球は脾臓や肝臓で破壊されたり、あるいは血管の中を流れながら破壊され、その結果貧血となる様です。
造血器について
硬い骨の内部には骨髄とよばれるスポンジ状の組織があり、ここで血液がつくられます。ここでつくられる血液細胞は、大きく分けると「赤血球」「白血球」「血小板」などで構成されています。
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