Home > 病気一覧 > 腎臓や泌尿生殖器の病気 > 慢性腎不全
腎臓の機能が低下したりあるいは全く機能しなくなる状態を言います。
慢性腎不全は数ヶ月から数年の経過で腎機能の障害が進行します。腎臓機能が低下している状態で、これによって体内の老廃物(毒素)を排出できなくなり、蓄積される事を尿毒症と言います。
慢性腎不全の症状
急性腎不全とは異なり最初はたくさん尿が出る事です。これは腎臓の機能が衰え尿を濃くすることが出来なくなってしまったためです。水分が多く失われるので水をたくさん飲むようになります。その後徐々に食欲がなくなる・体重が減る・痩せる・吐く・下痢・口からアンモニア臭がする等の症状が起こります。進行度により現れる症状も異なりますが口腔潰瘍や舌先端の壊死(血栓による)がみられることもあり、末期の場合は乏尿・無尿となり、尿毒症症状が現れます。尿毒症は腎臓でろ過されるはずの老廃物が血液中にたまり神経が侵され嘔吐・痙攣・体温低下等の症状が起こる事です。
慢性腎不全の原因
腎臓自体が悪くなる事や、腎炎が進行する事で少しずつ腎機能が低下していきます。
腎臓の中のネフロンが少しずつ壊れていく為に腎臓が働かなくなります。1歳未満の犬の慢性腎不全のほとんどは先天的腎形成異常によるものと言われています。
腎臓は血液をろ過して不要な物質や水分を取り除いてキレイにする働きがあります。
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