Home > 病気一覧 > 肝臓や消化器の病気 > 腹膜炎と腹水
腹腔内に生じた炎症で、色々な腹部障害の合併症として発症します。
抵抗力や免疫機能の低下により炎症が生じます。腹水は、正確には腹腔内に貯留した液体を腹水と言い、多量の腹水が貯留した状態を腹水症と言います。
腹膜炎の症状
腹膜は 充血・浮腫が見られます。、広い範囲の炎症や重度の炎症が起きると多量の腹水が出て、循環血液量が低下しショックを起こすことがあります。腹水の症状は腹部の膨張や下痢など様々な状態があります。
腹膜炎の原因
消化管など腹腔内臓噐の穿孔・破裂・腹部手術後の合併症・外傷・隣接臓器の炎症の影響波及(胆汁・胃液・膵液など刺激物質や細菌の侵入)が挙げられています。
腹水の原因
血管内液と血管外液のバランスは膠質浸透圧、静脈圧、リンパ管圧、血管透過性により維持されており、腹腔内に大量の液体が貯留します。肝うっ血による肝リンパ液の増加リンパ管の閉塞・膠質浸透圧の低下・腎血流量の減少、腎機能の低下・抗利尿ホルモン過剰分泌・血管透過性の亢進・腹膜吸収の低下等により上記のバランスが崩れるものと考えられています。
膵臓は、タンパク質や脂肪、炭水化物を分解する強力な酵素を分泌し、この酵素の欠乏は、消化不良と吸収不良を引き起こします。猫の膵臓は消化機能に加え、糖の代謝に欠かせないインスリンなどさまざまなホルモンを血液中に分泌します。肝臓は、食べ物から得た栄養分を分解して体に必要な物質を合成したり、体に害になるものを分解するなど多くの働きをしています。生命を維持する上で重要な臓器の一つが肝臓です。肝臓は普段一部分が働いていない為、病気になっても予備機能は残っています。
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