犬・猫の健康辞典

膿皮症report

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膿皮症

膿皮症は発生頻度が極めて高く見られます。黄色ブドウ球菌などの細菌が感染し発症します。原因の細菌は珍しい菌ではありません。普段の生活環境の中に常に存在している細菌が、
皮膚が傷ついた事をきっかけとして皮膚内部に入り込んで炎症を起こしています。
ひっかき傷等の他、蚊に刺された後に感染し、膿皮症が発病する事もあります。

膿皮症の症状
膿皮症の発生箇所は顔・脇・指の間・股の内側に多く発生し、膿皮症は非常に強い痒みを
伴います。初期に皮膚表面に小さな赤い湿疹が出てきます。病気が進行すると広がっていき、湿疹の中心部が色素沈着で黒くなります。噛んだりひっ掻いたりし毛が抜け脱毛します。
細菌が皮膚の深部まで侵入すると幹部が膿んだり発熱を起こしたりします。


皮膚の病気check!

アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は色々なアレルゲンによって炎症や発疹など症状がでる
内分泌性皮膚病
内分泌性皮膚炎とは甲状腺や副腎皮質などホルモン異常による脱毛や皮膚病
細菌・真菌性皮膚病
細菌や真菌性皮膚炎とは真菌症・白癬など細菌による皮膚病
接触アレルギー
接触性アレルギーとは物に触れることで発疹等のアレルギー反応がおこる
膿皮症
膿皮症とは細菌による皮膚の病気
食物アレルギー
食物アレルギーとは食物を食べることによって体が拒否反応を示す
日光過敏性皮膚炎
日光過敏症候群とは日光に当たりすぎることで皮膚が炎症したり斑点がでる
好酸球肉芽腫症候群
好酸球性肉芽腫症候群とは寄生虫や蚊、免疫力の低下などが原因の皮膚疾患

犬と猫の膿皮症

表皮は物理的な傷害や微生物の侵入を防いだり、体内水分が逃げるのを防いだりします。皮膚には免疫細胞があり、皮膚が損傷を受けた場合は炎症を起こします。この炎症は修復に必要な反応です。肥満細胞等その他の細胞は、刺激によって活性化され化学物質を分泌しかゆみや発赤を起こします。この様に皮膚は、防御反応として体を保護し、又病原体の侵入を防ぐ働きもします。


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健康維持を心がける
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