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アレルギー性皮膚炎report

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アレルギー性皮膚炎

動物には細菌やウィルス等の外的を排除しようとする免疫機能が備わっています。この免疫機能がホコリやダニなど普通は反応しない物に過剰に働いてしまう為、体に害を与えてしまう事があります。これをアレルギーと言って、その原因となるなる物資をアレルゲンと言います。

アレルギー性皮膚炎の症状
強い痒みのためしきりに引っ掻いたり舐めたり咬んだりします。その為皮膚が傷つき、表皮がはがれて潰瘍ができたり出血したりします。体液がでてジュクジュクしたり、それが乾燥してフケのような物がでてきたりします。皮膚の状態が悪化すると脱毛や毛が薄くなっりします。アトピー性皮膚炎や食物性アレルギーは外耳炎を伴う事もあります。皮膚炎の種類により症状が現れやすい箇所がありますが、病気が進行するにつれ患部は全身へと広がっていきます。アレルギー性の皮膚炎を抑え、治すにはアレルゲンを取り除く事と、免疫機能を正常に働くようにする事がとても大切です。

アレルギー性皮膚炎の原因
生活環境や最近の食べ物の変化などからある程度の原因物質を特定できます。可能性のあるアレルゲンを与えて反応を見る事で原因を特定できれば、できるだけ生活の中から排除します。しかし、アレルゲンを特定できない事も多くあり、ほこりやダニを完全に排除する事は非常に困難です。アレルギー性皮膚病を発症すると、治った様に見えても再発する事もある為、長期間根気強く対処する事と、常に体や被毛のチェック等を行うことが必要です。


皮膚の病気check!

アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は色々なアレルゲンによって炎症や発疹など症状がでる
内分泌性皮膚病
内分泌性皮膚炎とは甲状腺や副腎皮質などホルモン異常による脱毛や皮膚病
細菌・真菌性皮膚病
細菌や真菌性皮膚炎とは真菌症・白癬など細菌による皮膚病
接触アレルギー
接触性アレルギーとは物に触れることで発疹等のアレルギー反応がおこる
膿皮症
膿皮症とは細菌による皮膚の病気
食物アレルギー
食物アレルギーとは食物を食べることによって体が拒否反応を示す
日光過敏性皮膚炎
日光過敏症候群とは日光に当たりすぎることで皮膚が炎症したり斑点がでる
好酸球肉芽腫症候群
好酸球性肉芽腫症候群とは寄生虫や蚊、免疫力の低下などが原因の皮膚疾患

犬と猫のアレルギー性皮膚炎

表皮は物理的な傷害や微生物の侵入を防いだり、体内水分が逃げるのを防いだりします。皮膚には免疫細胞があり、皮膚が損傷を受けた場合は炎症を起こします。この炎症は修復に必要な反応です。肥満細胞等その他の細胞は、刺激によって活性化され化学物質を分泌しかゆみや発赤を起こします。この様に皮膚は、防御反応として体を保護し、又病原体の侵入を防ぐ働きもします。


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