犬・猫の健康辞典

骨折と脱臼report

Home > 病気一覧 > 骨や関節の病気 > 骨折と脱臼

骨折と脱臼

脱臼は、関節を形成する骨どうしが分離して、正常な位置からはずれた症状です。関節の発育不全などによる先天的脱臼はまれで、関節炎や関節腫瘍、骨関節症などの病気に続発する病的脱臼もある様です。骨折は、骨が折れた状態を言い、単純骨折(閉鎖性骨折)と複雑骨折(開放性骨折)と分けられています。

骨折と脱臼の症状
脱臼の症状は、先天性では痛みが無い場合も多いですが、外傷性の場合は痛みがあります。跛行したり足を持ち上げて立ったり、歩いたりする仕草をします。患部は腫れ、熱をもち発赤などの炎症が起こります。骨折の症状は、腫れ・熱・内出血・変形等が起こり、機能障害や歩行障害が見られます。

骨折と脱臼の原因
脱臼の 原因は、高所からの落下・交通事故・その他により起こる外傷性脱臼が最も多いと言われます。骨折の原因は、 外傷的には交通事故・高所からの落下等があり、病的には、くる病や骨腫瘍、骨感染症や他栄養障害などが原因となってわずかな段差からの落下で簡単に骨折する事があります。


骨や関節の病気check!

股関節形成不全
股関節形成不全とは股関節の発育不全です
レッグパーセス
レッグパーセスとは大腿骨の血流障害です
骨折と脱臼
骨折と脱臼とは打撲等によって骨を折ったり、関節が外れたりします
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは椎間板神経が突出し、痛みをともないます

犬と猫の骨折と脱臼

骨髄では血球が作られます。骨には血管と神経が通り、栄養素(ミネラル・カルシウム・リン・脂肪等)を蓄えています。又骨と骨がくっついている部分を関節と言います。近年は室内飼いが多くなり、床やフローリング等で滑りやすい為に余計な負担が膝等にかかり障害が出ている場合もあります。又関節などに先天的な異常がある場合も見られます。


犬と猫の健康に

健康維持を心がける
生活環境等を配慮してケア!


お勧め情報

健康辞典や

お役立ち情報が満載