犬・猫の健康辞典

猫の喜怒哀楽report

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猫は自分を相手にアピール出来るように、鳴き声やボディランゲージ(体を利用してコミュニケーションを行う事)等による豊かなコミュニケーション能力を持っています。その大部分が動作で伝えようとしている猫の「言葉」です。これら猫の「言葉」を理解してあげる事が猫との親しい関係・信頼関係をつくる事ができます。猫とのコミュニケーションの為にも覚えましょう。

鳴き声・鳴き声でわかる猫の気持ち・喜怒哀楽


鳴き声は直接意志を伝えるもの。猫の鳴き方は何種類あるかは不明ですが
おおまかに次のように分けられています。

鳴き声
「ウー」機嫌が悪い時

「ウオゥウオゥ・ギャォ」ケンカの時

「シャーッ」怖いけど、なめるなよ!という見栄っ張りの威張りの時。

「アォーン、アォーン」発情した時の甲高い声

「ギャッ」痛い目にあったときの悲鳴

「ミャーミャー」子猫の要求の声

「ニャーニャー」大人の猫の要求の声

「ウルルルルル」母猫が子猫を呼ぶ声

「ナーオー」嫌がっている時

「ウカカカカ」窓から鳥を見ているときの声。歯をカチカチ言わせたりもします

「グルグル」甘え声。喉を鳴らす音とあわせたりします

尻尾・尻尾の振り方でわかる感情
尻尾
猫は尻尾で感情を表現する事が多くあります。尻尾の振り方によって意味が違います。

「尻尾を振る」名前を呼ばれたりした時に、鳴き声の代わりに振って返事する事もある。

「ゆっくり大きく振っている」くつろいで満足している状態。

「小さく振っている」不安な事や迷っていることがあって心が揺らいでいる状態。

「尻尾の先だけピクピクさせている」考え事をしていたり、何かに気をとられていたりして心ここにあらずの様態。

「ピーンと立っている」甘える時。

「パタパタと地面につける」パタパタと早く動かすのは怒りの警告時。

「体の下へ巻き込む」怖い時

目・目の違い
「目がまん丸になる」猫の目は光によって瞳孔が開くとは関係なく、感情が高まった時にも自律神経の働きで目がまん丸に見えたりします。恐怖などを感じて嫌な事がある場合と、逆に好きなものが現れて嬉しい場合があります。ご飯が出てきて嬉しい時、猫じゃらしに飛びかかる瞬間等、嬉しい時があります。

喉・喉を鳴らす
「喉をならす」猫は生後1週間目に乳を飲みながら喉を鳴らします。
それは子猫が母猫に私は子猫だよ。ここにいるよと伝えているのです。その名残で大人になっても、喉を鳴らすことが相手に友好的な気持ちを伝える手段のひとつになっているのです。猫が喉を鳴らすのは、満足している時も多くありますが、苦しんで横たわっている時も喉を鳴らすことがあります。つまり、特別な感情、いたわりを求めたり、感謝の気持ちを表したりと相手に何か思いを伝えたい時に鳴らすようです。

行動・スリスリする、仰向けになってお腹を見せる
「スリスリする」尻尾をピント立てて人の足にスリスリしてくる時は、子猫が母猫に対してする行動で、尻尾を立てる動作は母猫にお尻を舐めて貰う時の動作。
人の顔から脇腹にかけてすり寄せるのは食べ物をねだる仕草といわれ、猫は飼い主を母猫と思って甘えたり食事を求めてスリスリしてきます。又、猫のこめかみ・口の周り・尾の付け根には臭腺というものがあり、ここから発する自分のにおいを飼い主につけたり、家具などにスリスリしてつけたりして安全な場所であるというしるしをつけているのです。飼い主が外から帰って来た時は色々なにおいを感じ取るので、薄れてしまった自分のにおいをスリスリしてつけているのです。

「仰向けになってお腹をみせる」仰向けになり、足をいっぱいに伸ばし尾の先をピクピクさせている時は、猫は飼い主をかなり気に入っている動作です。
これは親しくて好きな人にしかしない動作です。お腹は猫にとって一番弱い部分です。それを見せるという事は相当な信頼関係がないと見せません。


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